質問:梅雨や冬など外に干せない時、部屋干しで洗濯物が生乾きの嫌な臭いになります。狭い室内でも早く乾かすコツや、日常的にできる予防策、洗濯槽や洗剤の使い方など、簡単で効果的な方法を教えてください。
A1:干し方と乾燥環境の改善
・脱水は通常より長めに(1〜3分→5〜10分程度、機種に合わせて調整)して水分を減らす。
・洗濯物は間隔を空けて広げて干す。厚手は陰干しで形を整える。
・扇風機やサーキュレーターで風を当て、部屋の換気扇や窓を開けるか除湿機を併用して湿度を下げる。
A2:洗剤・洗濯槽のケア
・酵素系の洗剤や抗菌表示のある洗剤を使うと生乾き臭の原因菌を抑えやすい。
・柔軟剤は臭いが残ることがあるので量を控えめに。
・月1回程度、洗濯槽クリーナーや重曹+クエン酸の手順で槽洗浄を行い、汚れやカビの温床を除去する(塩素系と酸性剤を混ぜないこと)。
A3:習慣と機械の活用
・洗濯は溜めずに早めに回し、洗濯後はすぐに干す。
・タオルや下着は分けて洗い、頻繁に乾かす。
・乾燥機能や浴室乾燥、コインランドリーの乾燥機を使うと確実に臭いを防げる。コストや衣類の痛みを考慮して併用すると良いでしょう。
