Q. 冬や雨の日に室内で洗濯物が乾きにくく、生乾きの臭いが気になります。暖房は使いたくないし除湿機も持っていません。手軽にできる対策や優先順位、注意点を教えてください。
A1: まず優先すべき基本対策(すぐできる順)
1. 脱水をしっかり行う:洗濯機の脱水時間を長めに設定するか、再脱水を1度かけると水分量が大幅に減ります。2. 干し方の工夫:物と物の間に隙間を作り、ハンガーや物干し竿の位置を分散させて風通しを良くする。厚手は別にして干す。3. 部屋の換気を行う:窓を少し開けて短時間強制換気(10〜15分)を数回行うと湿気が外へ出ます。
A2: 手軽な追加テクニック(安価/簡単)
– サーキュレーターや扇風機を低めの位置から当てると乾きが早まる。温風でなくても空気の循環で効果あり。- アイロンやドライヤーで部分的に乾かす(襟元やすそ)と生乾き臭の原因となる雑菌増殖を抑えられる。- 吸湿剤(シリカゲル等)や炭を置くと部屋の相対湿度を少し下げられる。
A3: 長期的・注意点
– 加湿器と暖房は逆効果なので併用しない。湿度計を置いて相対湿度を50〜60%程度に管理するとカビ予防になる。- 消臭のために洗濯時に酵素系の洗剤や除菌効果のある洗剤を使う、洗濯槽の掃除を定期的に行う。- マンションなどで夜間に窓を開けると近隣や防犯の問題があるため注意。火気の近くで乾かさない、布団乾燥機は説明書に従う。これらを組み合わせれば、除湿機がなくてもかなり生乾き臭を減らせます。
