庭の鉢でミニトマトを育てていますが、葉が黄化して葉先が枯れ、花が咲いても実がつかない・小さいまま落ちることが多いです。水は朝夕に与え、日当たりは午前中中心、肥料は薄めの液肥を月2回ほど与えています。考えられる原因と具体的な対策を教えてください。
回答(A1〜A3)
A1:考えられる主な原因は以下です。①水やりの不均一(過湿や乾燥の繰り返し)②肥料の偏り(窒素過多で葉ばかり茂る、カルシウム不足で果実が落ちる)③日照不足や高温ストレス④受粉不足や病害虫(アブラムシ、うどんこ病など)。葉の黄化は窒素過多や根の障害、過湿が多く、花落ちは高温やカルシウム欠乏、受粉不良が原因になります。
A2:具体的対策は次の通りです。鉢底の排水を確認し、土が常時湿っているなら用土を替えて腐葉土や軽石・砂を混ぜ排水性を高める。水やりは朝にたっぷり与え、表面が乾いてから次の水やりにする。追肥は窒素過多を避けリン・カリ主体の配合にし、必要ならカルシウム剤を追加する。花期は朝にやさしく枝を振って人工受粉を助ける。病害虫は早期発見で薬剤や手で取り除く。
A3:管理のコツは日照確保(1日6時間以上が理想)、風通しを良くして湿度を下げること、土壌は年に一度の入れ替えや元肥の見直しを行うこと。症状が続く場合は葉や果実の写真を撮って園芸店やSNSで相談すると早く原因が特定できます。小まめな観察と基礎管理の徹底が改善の近道です。
