質問: 給与所得者で副業の収入が年間20万円以下の場合、確定申告は必要ですか？
A1: 原則として不要です。給与所得者が勤務先で年末調整を受けている場合、給与以外の雑所得などの合計が年間で20万円以下であれば、所得税の確定申告は不要です。ただし「収入」ではなく経費を差し引いた後の所得が基準となる点に注意してください。また副業が事業所得に該当する場合や、複数の給与がある場合は取り扱いが異なります。
A2: 住民税は別に考える必要があります。確定申告が不要でも市区町村への住民税申告が求められるケースや、給与からの特別徴収にせず普通徴収を希望する場合など、手続きを確認してください。また医療費控除や寄附金控除で税金の還付を受けたい場合は申告したほうが有利です。
A3: 判断に迷う場合は税務署や税理士に相談を。個別の収入構成や源泉徴収の状況で対応が変わるため、最寄りの税務署に確認するか税理士に相談して正確な対応を確認してください。
