質問:副業で年間収入が20万円を超えました。メインの勤務先は年末調整済みで、副業の給与は源泉徴収されていません。副業が“給与所得”か“雑所得”かで手続きや計算が変わると聞きますが、確定申告は必要ですか?何を準備すればよいでしょうか?
A1: 基本的には、副業の所得の種類と金額で判断します。サラリーマンが給与以外の仕事で得た収入(フリーランス仕事や一時的な仕事)は原則「雑所得」扱いになり、年間の雑所得が20万円を超えると確定申告が必要です。副業が別の会社からの給与で、源泉徴収されておらず年末調整を受けていない場合も、合算して確定申告が必要になるケースがあります。
A2: 準備するものは、(1)副業の収入を証明する書類(支払調書、領収書、振込明細など)、(2)必要経費の領収書(仕事に直接かかった費用)、(3)源泉徴収票(ある場合)、(4)マイナンバーや本人確認書類です。経費が認められると課税対象が減ります。申告方法は紙の確定申告書かe-Taxで、申告期限は通常翌年の3月中旬です。
A3: 計算や分類に不安がある場合は、最寄りの税務署や税理士に相談するのが安全です。国税庁のホームページには具体例や手引きが掲載されているので、まずはそこで確認するとよいでしょう。
