Q: 先日、軽自動車を走行中にダッシュボードのエンジンチェックランプ(エンジン形のマーク)が点灯しました。特に異音や振動はなく、走行自体はできましたが不安です。すぐに修理が必要でしょうか。まず自分で確認できることや緊急時の対処法を教えてください。
A1: 【整備士の一般的な見解】点灯したら早めの診断を推奨します。まず燃料キャップが緩んでいないか確認。緩んでいると排気漏れで検知されることがあります。次に異音や走行に支障が出ていないか観察し、症状が悪化する(点滅、パワーダウン、白煙、強い異臭)場合は直ちに停車してレッカーを依頼してください。点灯のみで安定している場合は整備工場でOBD診断機により故障コードを読み取り、根本原因を特定します。原因は点火系(プラグ、コイル)、燃料系、吸排気センサー、触媒など多岐にわたります。
A2: 【ユーザーの体験談】私も点灯経験がありますが、まずガソリンキャップを締め直したら消えたことがありました。次にバッテリー端子やエアフィルター、目視で目立つ配線の断線やコネクタ緩みをチェック。短時間の走行で悪化しなければディーラーや町工場で診てもらうのが安心です。
A3: 【整備士のアドバイス(費用感含む)】診断機での故障コード読み取りが必要で、診断料は店により数千円〜1万円程度。代表的なコード例は点火ミス(P0300系)、触媒効率低下(P0420)など。センサー交換で1〜3万円、触媒交換は高額(数十万円)になることもあるため、早めの点検で軽度の部品交換で済むうちに対応するのが結果的に安上がりです。
