質問:普段は通勤の短距離走行が中心で、週末に高速を使うこともあります。現在の車は国産コンパクト(走行距離6万km、メーカー推奨は「1年または1万km」)ですが、実際にはどのタイミングでエンジンオイルを交換するのが安心でしょうか?季節や走り方によって変えるべきですか?
A1(メーカー基準を重視する案):メーカーやディーラーが示す「1年または1万km」の基準は一般的な使用条件を想定したものです。短距離通勤や渋滞が多い街乗りはエンジン負荷とアイドリング時間が増えるため、メーカー基準より短めに設定しても安全です。目安としては半年または5000〜7000kmでの交換を勧めます。オイルの種類は指示通りの粘度と規格を守ってください。
A2(使用状況重視の案):走行パターンによって最適な交換周期は変わります。頻繁に短距離を走る場合は燃焼効率が落ちやすく、エンジン内部に汚れがたまりやすいので6カ月または5000kmが適当です。高速走行が多ければやや長めでも構いませんが、フィルター交換やオイルの状態確認を怠らないことが重要です。合成油は耐久性が高いので、規格に合った合成オイルを使えば安心度が上がります。
A3(自分で点検しながら調整する案):交換周期に固執するより、定期的にオイル量と色、臭いを点検する方法も有効です。エンジンを切ってしばらく置いた後にオイルゲージで量を確認し、色が黒く金属粉臭やスラッジがある場合は早めに交換してください。燃費が悪化したり、エンジン音が大きくなったら点検のサインです。安全策としては半年〜1年の間で走行状況に応じた短めの周期を設定し、オイルフィルターも同時交換することをおすすめします。
