最近、私の車(軽自動車、13年式、走行距離8万km)の燃費が急に悪くなりました。普段はリッター20km程度だったのが、突然リッター12〜14kmまで落ち、アイドリング時の振動や白い排気の増加、加速時のもたつきも感じます。オイルは半年ごとに交換しており、タイヤの空気圧もチェック済みです。考えられる原因と、自分でできる点検方法、早めに整備工場へ持っていくべきサインを教えてください。
A1: エンジン・燃料系の故障が疑われます。白煙は冷却水が燃焼室に混入している可能性(ヘッドガスケットの劣化等)や、燃料の燃え残りが排気に出ている場合があります。燃料噴射系(インジェクター)、点火プラグ、エアフローセンサーの不具合でも燃費悪化や加速不良が起きます。いずれも放置すると二次的な損傷や高額修理につながるため早めの診断が重要です。
A2: 自分でできる確認項目は、①エンジンオイルの量と色(乳化や白っぽさがないか)、②冷却水の減りや油に混じった痕跡、③点火プラグの状態(外して黒く煤けていないか)、④エアフィルターの汚れ、⑤エンジン警告灯の点灯有無とOBD2スキャンでの故障コード確認です。簡単な点検で問題が絞れれば応急対応は可能です。
A3: 次のような症状がある場合は直ちに整備工場へ。白煙が続く、冷却水が減る、オイルが乳化している、エンジン警告灯が点灯している、走行中に明らかな異音や振動がある場合です。専門の診断機で圧縮圧テストや冷却系の検査、燃料噴射のチェックを受けると原因特定が早くなります。
