最近燃費が急に悪くなりました。原因と対策を教えてください。

質問:ここ数ヶ月で車の燃費が急に悪くなりました。車は2015年式のガソリン車で、普段の走行は通勤が中心、走行距離は約8万kmです。エンジンチェックランプは点灯していませんが、明らかにリッターあたりの走行距離が落ち、加速も鈍く感じます。最近やったことはエアフィルターの簡単な掃除とガソリン満タンのみです。考えられる原因と自分でできる確認項目、修理に出す場合の目安費用を教えてください。

A1(可能性の高い原因):燃費悪化の原因としては、エアフィルターやスパークプラグの劣化、燃料噴射系の問題(インジェクター詰まり)、O2センサーや空燃比センサーの不具合、タイヤの空気圧不足や偏摩耗、ブレーキの引きずり、燃料ポンプや燃圧の低下などが考えられます。まずはタイヤ空気圧確認、エアフィルター交換、スパークプラグ点検を行うと効果が出やすいです。

A2(自分でできる確認と対策):車載の燃費表示や航続距離表示での変化を記録し、タイヤの空気圧を適正値に戻す。エンジンオイル量・汚れ、エアフィルターの目詰まり、スパークプラグの焼け具合をチェック。燃料添加剤でインジェクターや燃焼室のカーボン除去を試すのも一時的改善に有効です。マフラーや下回りの異常音、ブレーキの引きずりも確認してください。

A3(専門家に相談する場合):自己点検で改善しない場合は整備工場での診断を推奨します。故障診断機でのOBDエラー確認、O2センサーやインジェクターの点検・清掃、必要なら部品交換(O2センサー:2〜5万円程度、スパークプラグ交換:数千〜1万円台、インジェクター清掃や燃圧点検は工賃含め1〜3万円程度)を見積もってもらいましょう。安全性や燃費悪化が続くなら早めの点検が重要です。

タイトルとURLをコピーしました