質問:最近、朝エンジンがかからないことがあり、バッテリー上がりかもしれません。考えられる原因と自分でできる点検・対策、交換の目安や費用について教えてください。
A1(原因): バッテリー上がりの主な原因は「ライトやアクセサリの消し忘れ」「短距離運転の繰り返しで充電不足」「バッテリー自体の劣化」「オルタネーター(発電機)の故障」「配線のリークや異常」です。寒冷地では低温により始動性能が低下し上がりやすくなります。
A2(点検と対策): 自分でできる点検は「ライトや室内電装が消えているか確認」「バッテリー端子の腐食(白い粉)がないか確認」「エンジン始動時のセルの回り方を観察(弱ければ要注意)」。対策は定期的な長距離走行で充電、端子の清掃、必要ならメンテナンスフリーでない場合は電解液の点検。緊急時はジャンプスターターやブースターケーブルで対応可能だが、安全手順を守ること。
A3(交換目安と費用): バッテリーの寿命は一般に2〜5年。使用環境や車種で差があります。交換費用はバッテリー本体で1万〜3万円が目安(国産車の一般的な鉛バッテリー)、個人で交換できない場合は工賃が別途かかる。保証期間やリサイクル料も確認すること。具合が悪いと感じたら早めに販売店や整備工場で点検を受けてください。
