質問：洗濯機の槽（特にゴムパッキン周りや内槽のステンレス面）に黒カビが発生してしまい、見た目も臭いも気になります。市販のクリーナーを使っても根本的に取れないことが多く、槽を分解するのは自信がありません。家庭でできる安全で効果的な掃除方法と用意するもの、頻度、注意点を教えてください。
A1（おすすめの手順）: 酸素系漂白剤（過炭酸ナトリウム）を使う方法がおすすめです。洗濯槽のフィルターを掃除してから、表示量よりやや多めに投入し、できれば温水（40〜60℃）で満水にして30分〜1時間つけ置き、その後通常運転でこすり洗い・すすぎを繰り返します。ゴムパッキンや縁は歯ブラシでこすり、拭き取りは清潔な布で念入りに。最後に十分に乾燥させて蓋は開けたままにします。
A2（重度の場合・代替）: 黒カビがひどいときは塩素系漂白剤（次亜塩素酸ナトリウム）を一時的に使うと効果的ですが、金属やゴムを傷める恐れがあるので、使用説明書を厳守し換気・手袋着用、他の洗剤と混ぜないでください。分解清掃が必要な場合はメーカー修理や専門業者に依頼するのが安全です。
A3（予防と注意点）: 洗濯後は扉や蓋を開けて内部を乾かす、こまめにフィルターを掃除、衣類を放置しない、月に1回程度は槽洗浄コースや酸素系漂白剤でのメンテを行うと再発を抑えられます。塩素系と酸性洗剤を混ぜない、子どもの手の届かない場所で保管するなど安全対策も忘れずに。
