質問:最近、夜になると飼い犬(小型犬)が何度も咳をして眠れない様子です。昼間は元気に見えることもあり、原因や家庭でできる対処法、病院を受診すべきタイミングを知りたいです。A1:考えられる原因
夜間に悪化する咳は、気管虚脱や気管支炎、ケンネルコフ(伝染性気管気管支炎)、アレルギー、心臓病(心臓性喘鳴)などが考えられます。小型犬では気管虚脱が比較的多く、首を伸ばすと咳が出る、掻えるような乾いた咳が特徴です。夜間や安静時に咳が増える場合は心疾患の可能性もあります。
A2:家庭でできる応急対処と予防
落ち着かせて安静にし、首輪ではなくハーネスに替えて首への圧迫を避けます。加湿器を使って乾燥を防ぐ、タバコや強い消臭剤など刺激物を除去する、体重管理や適度な運動で負担を減らすことが有効です。咳が続く場合は市販薬を自己判断で与えず、まず獣医に相談しましょう。
A3:受診の目安と受診時のポイント
咳が2週間以上続く、呼吸が荒い、元気食欲の低下、青紫色の歯茎や失神、頻繁に嘔吐を伴う場合は緊急受診を。受診時は咳が出た時の様子、頻度、発症時期、散歩や環境の変化、既往歴や服用中の薬を伝え、獣医による聴診、レントゲン、必要なら心エコーや血液検査で原因を調べてもらいましょう。
夜間に犬が咳をする原因と対処法は?
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