Q：スマートフォンを毎晩コンセントに繋いだまま朝まで100％にしているのですが、バッテリーに良くないと聞きます。できるだけ長くバッテリーを持たせるために、充電の習慣で気をつけることやおすすめの設定はありますか？機種は最近のAndroidとiPhone両方を使っています。
A1（推奨）：夜間充電は機種の最適化機能を活用する方法
多くの最近のスマホは最適化充電やバッテリーケア機能を搭載しています。学習して夜間に充電を遅延させ、起床前に100％になるよう制御する機能を有効にすると、長時間100％で過ごす時間を減らせます。また高温にならないようケースを外す、急速充電を常用しすぎないなどの運用が有効です。
A2（実用的）：部分充電を心がける方法
リチウムイオン電池は極端な満充電や放電を避けると寿命が延びます。20～80％程度の間でこまめに充電する習慣をつけると良いでしょう。外出時はモバイルバッテリーで部分充電するのも有効。ただし日常運用の利便性との兼ね合いもあるので無理のない範囲で行ってください。
A3（誤解しやすい）：完全放電や頻繁なフルサイクルで長持ちするという説
かつてのニッケル系とは異なり、リチウムイオン電池は完全放電を繰り返すと逆にダメージになります。フルサイクルを目指す必要はなく、むしろ浅い充放電を繰り返すことが一般的に好ましいです。総じて、メーカーの推奨設定を優先するのが安全です。
