質問:初めて住宅ローンでマイホームを購入しました。住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)を受けたいのですが、主な要件や手続きの流れを教えてください。
A1(要点まとめ):住宅ローン控除を受けるための基本要件は、(1)住宅取得のための借入金であること、(2)自分が当該住宅に居住していること(原則として取得後6か月以内に入居し、その年中継続して居住すること)、(3)床面積が一定以上(通常50m2以上)であること、(4)借入金の返済期間が10年以上であること、などです。初年度は確定申告が必要で、翌年以降は年末調整で適用される場合があります。
A2(手続きと必要書類):初年度は確定申告で「登記事項証明書」「借入金の年末残高証明書」「売買契約書または請負契約書」「源泉徴収票」などを提出します。控除期間や控除額は借入日や物件の種類(新築、中古、認定長期優良住宅など)で異なります。税務署の窓口や国税庁のサイトで様式を確認してください。
A3(注意点):中古住宅や親族間の売買、贈与を伴う取引では適用要件が厳しくなる場合があります。また、ローンの借入名義や居住開始時期に不備があると控除が受けられないことがあるため、事前に資料を揃え、必要なら税理士や税務署に相談すると安心です。
