質問:2歳の息子が寝かしつけに時間がかかり、抱っこや授乳がないと泣いて眠れません。夜中も何度も起きてはぐずるため、親も寝不足です。成長や発達に影響はないか心配で、依存を減らして自分で寝られるようにしたいのですが、どのような対策が効果的でしょうか?
A1: 日課と一貫性を整える
毎晩同じ時間に入浴・絵本・灯りを暗くするなどの落ち着いたルーティンを作り、就寝前の刺激を減らします。寝る前の儀式を一定にすると子どもは安心して眠りに入りやすくなります。抱っこや授乳を段階的に減らすため、最初はベッドでの短い抱っこに切り替え、徐々に触れ方や時間を短縮していく「フェードアウト法」が有効です。
A2: 環境と昼寝の調整
昼寝が長すぎると夜の睡眠に影響します。日中の活動量を増やし、夕方のカフェインや甘いおやつを控え、部屋の明るさや温度、音を整えると眠りやすくなります。ぬいぐるみやブランケットなどの「移行対象」を用意すると安心感が出て自立を促せます。
A3: 無理せず専門家に相談する目安
夜間頻繁に目を覚ます、体重増加不良、呼吸が苦しそう、日中の著しい機嫌不良や発達の遅れがある場合は小児科や睡眠専門医に相談を。家庭で試す方法で改善が見られないときは、医師や保健師と一緒に原因を探る方が安心です。
