質問:3歳の子どもがここ数週間で昼寝をほとんどしなくなり、その代わり夜に何度も目を覚まして泣くようになりました。寝つきも悪く、親も睡眠不足で困っています。昼間の活動量や昼食の内容も大きく変えていません。発達の一時的なものか、対応方法があるのか教えてください。
A1(生活リズムの見直し):まずは朝の起床時間と就寝時間をできるだけ一定に保ち、昼寝を完全にやめるのではなく「短めの昼寝(30〜45分)」に調整してみてください。日中に屋外で遊ばせて適度な運動を促すと夜の睡眠の質が上がります。夕方のカフェインや甘いものは控えめに。
A2(就寝儀式を整える):就寝前のルーティン(お風呂、本を読む、軽いストレッチなど)を毎晩同じ順序で続け、光や音を落とした静かな環境を作ります。スクリーンは就寝1時間前から避け、安心感を与えるぬいぐるみや毛布を用意すると自己安定につながります。
A3(夜泣き時の対応と受診の目安):夜中に泣いて起きたときは、すぐに強く抱き上げるのではなく、穏やかに声かけして落ち着かせる「最小限の介入」を試してください。泣きが長引く、体重減少や発熱、日中の極端な機嫌不良がある場合は小児科受診を検討してください。発達の過程で一時的に睡眠が乱れることはよくありますが、継続する場合は専門家に相談を。
