Q: 築5年のマンションを売却しようとしています。仲介手数料や税金、売却の一般的な流れ、費用の目安や節税のポイントを教えてください。
A1: 売却の一般的な流れは、1) 複数社で査定を受けて価格の目安を決定、2) 媒介契約の締結（専任・一般などを選択）、3) 販売活動と内覧対応、4) 売買契約、手付金受領、5) 住宅ローンの残債処理と決済・引渡し、6) 確定申告（必要な場合）。仲介手数料は宅建業法上の上限があり、売買価格に応じて計算（おおむね売買額の3%+6万円程度が上限）。
A2: 税金面は譲渡所得税が中心。所有期間が5年超であれば長期譲渡所得、5年以下なら短期で税率が高くなります（住居用の軽減措置や特例が適用できる場合あり）。費用には仲介手数料、売却時のリフォーム・クリーニング費用、抵当権抹消費用、譲渡所得税・住民税、司法書士報酬などがあるため、売却価格の概ね5〜10%程度を想定しておくと安全です。
A3: 節税・高値売却のポイントは、売却タイミング（所有期間の通算で5年超を目指す）、小修繕で内覧の印象アップ、複数業者の査定比較で販売価格戦略を立てること。居住用財産の特別控除（居住用財産の3,000万円特別控除）や買換え特例などの適用要件は専門家に確認し、必要なら税理士や不動産会社と事前相談を。決済日やローン残債の処理も事前に金融機関と調整してください。
