質問：3歳の子どもがトイレトレーニングを始めて半年になりますが、日中は少しできる時もあるものの、保育園ではまだオムツのまま、家でも夜や外出時に失敗が多く、親としてどう声をかければいいか悩んでいます。叱るべきでしょうか？焦らないほうがいいですか？具体的な対応を教えてください。
A1（実践的なステップ）：まずはルーチン化を心がけましょう。朝起きてから、食後、寝る前など決まったタイミングでトイレに誘い、短時間でも座らせる習慣をつけます。保育園と家庭で連携し、同じ言葉やシール表などを使うと子どもが理解しやすくなります。外出時は事前に行く、トイレの場所を確認するなど環境整備を行い、成功体験を積ませてください。
A2（声かけと心理面）：叱るのは逆効果になりがちです。できたときに大げさにほめる、失敗したときは「次は一緒に行こうね」とそっとフォローする程度にとどめ、不安や恥ずかしさを取り除くことが重要です。子どもの発達には個人差があるため、同年代と比べず、成功した小さな進歩を認める姿勢が長期的には効果的です。
A3（受診や専門家の活用）：夜尿が続く、排尿痛や血尿、便秘がひどくて排泄行動に影響している場合は小児科や泌尿器科、または保健師に相談を。発達面で心配がある場合は発達支援センターや専門相談窓口の利用も検討してください。保育園と連携して記録を取ると、専門家の診断や助言が受けやすくなります。
