幼児(2〜3歳)が夜中に何度も起きてしまい、親も寝不足です。寝かしつけのルーティンや夜中の対応、日中に気を付けることなど、具体的な対処法と注意点を教えてください。
A1: 基本のルーティンと環境整備
毎晩同じ時間にお風呂→絵本→電気を暗くするなど、一貫したルーティンを作ることが大切です。寝室は静かで暗く、適温(約18〜22℃)に保ち、過度な刺激を避けます。ぬいぐるみなどの“安心物”を持たせ、子どもが自分で落ち着ける習慣を育てましょう。昼寝は午後遅くならないように調整し、夕方に興奮する遊びや画面は避けます。
A2: 夜中に起きたときの対応
夜間は短く落ち着いた対応を心がけます。抱っこや授乳で寝かしつける場合は、徐々に寝室で寝かせるよう移行しましょう。夜間対応は明るい光や遊びを避け、声かけやトントンなど短時間で安心させ、すぐに離れる練習をします。必要ならホワイトノイズや一定の子守唄で環境を整えると良いです。
A3: 注意点と受診の目安
急な頻回覚醒や体重減少、発熱、呼吸の異常がある場合は小児科受診を。歯の生えかけやアレルギー、逆流性食道炎など身体的原因もあるので気を付けてください。親の睡眠不足がひどい場合は交代して休む、訪問支援や家族の協力を得ることも重要です。焦らず一貫した対応を続けることで改善する場合が多いです。
