質問：2歳の息子がここ数週間、夜の寝つきが悪くなり、昼寝も短くなってきました。布団に寝かせると泣いたり、部屋を出たり入ったりして眠らず、夜中に何度も起きます。昼間は元気に見えるのですが、親も疲れて困っています。年齢的なイヤイヤや夜間の分離不安でしょうか。具体的な対処法や日常で気をつけるポイントを教えてください。
A1（環境と習慣の見直し）：まず寝室の環境を整えましょう。照明は暗めに、音は穏やかに。寝かしつけは決まった時間に行い、テレビやタブレットは就寝1時間前から避けます。温度・湿度も快適に保ち、ぬいぐるみやタオルなど決まった寝具を使うと安心感が増します。
A2（生活リズムとルーティン）：毎日同じ起床・食事・昼寝・就寝の時間を設定し、就寝前にお風呂→絵本→添い寝など短いルーティンを作ると心理的に落ち着きます。昼寝は遅すぎないようにして夜の睡眠への影響を避け、日中に十分に体を動かすことも重要です。
A3（夜泣き・分離不安への対応と受診の目安）：夜中に起きてもすぐに明るい声や強い抱っこで刺激しないで、静かにトントンしたり短く声をかけて落ち着かせてください。徐々に親の関与を減らす“フェードアウト法”も有効です。1〜2ヶ月経っても改善しない、体重減少や昼間の著しい不機嫌、呼吸や発熱などの症状があれば小児科や睡眠外来に相談を。
