3歳の子の夜泣きと偏食に悩んでいます。どう対応すればよいですか?

質問:3歳の子どもがここ数ヶ月、夜中に何度も目を覚まして大声で泣きます。日中は偏食が激しく野菜をほとんど食べず、食事の時間が毎回大変です。仕事と育児の両立で疲れがたまり、親子ともにストレスが増しています。睡眠リズムや食事の工夫は試していますが効果が乏しく、具体的な対策や家庭でできる工夫、どのような場合に専門家に相談すべきか教えてください。

A1: 睡眠対策
まずは就寝前のルーチンを決め、毎晩同じ順序で行う(入浴→絵本→暗めの部屋で静かな時間)。寝る前のスマホやテレビは避け、光や刺激を減らします。昼寝は午後遅くに長くならないよう調整。夜泣き時はすぐに抱き上げるのではなく、落ち着いた声で短く安心させ、徐々に自立して眠れるよう段階的に距離を取る「フェードアウト法」も有効です。体調不良や歯の生え変わり、喘息などの病気が原因でないかも確認しましょう。

A2: 偏食への対応
無理に食べさせないことが大切。少量でも食卓に一緒に出し、親が楽しんで食べる姿を見せます。野菜はスープやハンバーグ、ドリアなどに細かく刻んで混ぜる、色や形を工夫する、調理を一緒にして興味を持たせる方法が効果的。褒める・選ばせる(「にんじんとブロッコリーどっちにする?」)など自己選択を促すと試しやすくなります。間食は食事の前に控えめに。

A3: 相談の目安とサポート
体重の著しい減少や発達の遅れ、昼夜逆転、夜泣きが続いて家族の日常生活に支障が出ている場合は小児科や地域の子育て相談へ。睡眠障害が疑われるなら睡眠専門外来、食事の偏りが深刻なら栄養士や摂食の専門家に相談を。保育士や地域の子育て支援センターで相談・支援を受けると具体的な工夫や一時預かりなども利用できます。日々の記録(睡眠時間・食事量・様子)をつけて受診時に見せると診断や助言がスムーズです。

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