【質問】
1歳の子どもが生後10〜12ヶ月頃から夜中に何度も泣いて起きるようになりました。寝かしつけた直後や深夜に急に泣き出し、抱っこしてもなかなかまた眠らず、授乳やお茶でしのぐことが多いです。日中は割と機嫌がよく遊びますが、夜泣きで親の睡眠が取れず疲れています。夜泣きの原因と家庭でできる対策、また受診の目安を教えてください。
A1:基本の見直し
就寝前のルーチンを決めて毎日同じ流れ(入浴→授乳or軽いおやつ→絵本→暗めの部屋での寝かしつけ)にすることが有効です。昼寝の時間が長すぎないか、就寝時間が遅くなっていないかをチェック。部屋の温度や湿度、明るさ、音など環境調整も効果があります。
A2:原因別の対処法
歯の生え始めや中耳炎、消化不良などの身体的な不快がないか確認しましょう。歯ぐきが腫れている、発熱、鼻水や耳を触る仕草があれば受診を。抱っこでの寝かしつけに頼りすぎると自力で眠れなくなることがあるため、段階的に寝かしつけの方法を変えていく(ベッドに寝かせてそばでトントンするなど)工夫が必要です。
A3:受診や育児支援の活用
夜泣きが続いて子どもの体重が減少する、発熱や機嫌が極端に悪い、日中もぐったりしている場合は小児科受診を。家族の睡眠不足が限界なら地域の育児相談や一時預かりを利用して休息を取ることも大切です。無理せず周囲に相談し、気持ちのケアも忘れないでください。
