質問:健康のために玄米を食べたいのですが、炊くとどうしても芯が残って固くなることが多くて食べにくいです。圧力鍋や炊飯器、浸水時間などいろいろ試しましたが、毎回うまくいきません。ふっくらもちもちに炊くコツや失敗しない方法、味付けや保温の注意点があれば教えてください。
A1(基本の下処理と浸水):玄米は表面にぬかが残っているため最初にさっと洗い、たっぷりの水で30秒ほどかき混ぜて水を切るとぬか臭さが減ります。浸水は季節によって変え、夏は6~8時間、冬は10~12時間程度が目安。最低でも4時間は浸すと芯が残りにくくなります。浸水時に室温でOKですが、長時間なら冷蔵庫で雑菌対策を。
A2(炊き方のコツ):炊飯器なら白米モードより玄米モードや圧力炊飯モードを使うのが簡単。水加減は玄米1に対して水1.5~1.8倍を基本に、好みに応じて調整します。圧力鍋なら水は少なめで加圧時間を長め(約15~20分)にすると柔らかくなりやすいです。炊き上がったらすぐに混ぜて余分な蒸気を飛ばし、10~15分蒸らすと粒が落ち着きます。
A3(味付けと保存の注意):炊飯時に昆布やだし、少量の塩や酒を加えると旨味が増して食べやすくなります。混ぜご飯や炊き込みにすると柔らかさや風味がわかりやすく、子どもや家族にも受けが良いです。保温は長時間だと硬くなるか乾燥するので、2時間以内に食べきるのが理想。余ったら冷ましてから冷凍しておくと食感を保てます。
