質問：ギターのスケール（音階）を指板上で効率よく覚えたいです。ポジションの覚え方、日々の練習メニュー、コード進行での使い方など、実践的に使える方法を教えてください。
A1: 基本の覚え方は、スケールを小さな塊に分けることです。ペンタトニックなら5つのボックス、メジャーならCAGEDの5ポジションに分け、それぞれのルート位置を指板上で常に確認します。形をただ暗記するのではなく、ルート音を声に出して言いながら弾くと音と形が結びつきやすくなります。まずはテンポ60程度でゆっくり確実に弾き、ミスがない状態を作ることが重要です。
A2: 日々の練習メニュー例（15〜30分）が効果的です。1）ウォームアップ2分、2）各ポジションをスケールで弾く（各ポジション3分×5）、3）シーケンス練習（3音や4音のパターン）5分、4）カラオケに合わせて即興5〜10分。録音して自分のプレイを振り返ると上達が早まります。速度を上げる前に正確さと音楽性を優先してください。
A3: 実践的応用は、コード進行を見てまずキーを決め、対応するスケールポジションの中でコードトーン（1,3,5,7）を意識してフレーズを作ることです。イントネーションやリズムでアクセントをつけ、小さなモチーフを繰り返して発展させると曲に馴染みます。よくある失敗は形だけ覚えて音楽的な目的がないまま弾くことなので、メロディやハーモニーの役割を常に意識しましょう。
