Q: 敏感肌でも使える化粧水の選び方を教えてください。季節で乾燥や赤みが出やすく、何を避けて何を重視すればよいでしょうか？
A1: 要点だけ知りたい場合
・香料やアルコール（エタノール）を避け、無香料・低刺激処方を選ぶ。
・セラミド・ヒアルロン酸・グリセリンなど保湿成分を重視。
・弱酸性でシンプルな成分表のものが安心。パッチテストを忘れずに。
A2: もう少し詳しく（成分と使用法）
・避ける成分：香料、合成色素、高濃度アルコール、強いAHAやレチノールなど刺激の強いもの。敏感肌では刺激が蓄積しやすいです。
・重視する成分：セラミド（バリア補修）、ヒアルロン酸・グリセリン（保水）、パンテノール（抗炎症）、アミノ酸系保湿成分。低刺激の防腐剤が入っているかもチェック。
・使用法：洗顔後はすぐに化粧水を付け、こすらずハンドプレスでなじませる。少量ずつ重ねて肌状態を見ながら調整。新製品は耳の裏などで48時間パッチテスト。
A3: 日常の選び方と受診の目安
・冬はとろみのある保湿タイプ、夏はさっぱりだが保湿成分入りを選ぶと季節変化に対応しやすい。敏感な時期は成分数が少ないものに戻す。
・使用開始後にひどい赤み、ヒリつき、かゆみが続く場合は使用中止して皮膚科受診を。市販で改善しない慢性的な炎症や亀裂がある場合も専門医へ相談を。
