中古マンションで管理費・修繕積立金が急に上がりました。売却すべき?賃貸に出すべき?住み続けるときの注意点は?

質問:中古マンションに住んでいます。ここ1〜2年で管理費と修繕積立金が大幅に上がり、今後大規模修繕や劣化対応でさらに特別徴収(一時金・積立増額)がありそうです。売却や賃貸への切り替えを検討中ですが、どのように判断すればよいですか。また、住み続ける場合に住民として取れる対策や注意点を教えてください。

A1(まず確認すべきこと):管理規約、長期修繕計画、最近の理事会議事録と決算書を確認しましょう。上がった理由(築年数、未積立、予定外の修繕、管理会社変更等)を特定することが重要です。管理組合の財務健全性が分かれば売却時の価格影響も予測できます。

A2(売却・賃貸の判断):売却する場合は告知義務と価格調整を考慮。大規模修繕予定があると買い手は価格交渉をしてきます。賃貸は家賃で増額分を回収できるか、空室リスクや管理の手間を含めて試算してください。固定資産税・譲渡所得税など税務面も確認を。

A3(住み続ける・住民としての対応):理事や総会で透明性を求め、長期修繕計画の見直しや段階的実施、外部監査やコスト削減案(管理会社見直し、見積りの競争入札)を提案しましょう。重大な不正や説明不足があれば消費者センターや弁護士に相談する選択肢もあります。決定前に不動産仲介や管理の専門家に相談してリスクと費用を比較するのが安全です。

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