質問:最近ジョギングを始めたのですが、毎回片方の足の外側(すねやふくらはぎの外側、または膝外側)に痛みが出ます。距離は週3回で5〜8km、シューズはランニング用を使っていますが、それでも痛みが出るときがあります。原因と自分でできる対処法、いつ病院へ行くべきか教えてください。
A1(原因の可能性):よくある原因はフォームの偏り(片側荷重や膝の内旋)、過負荷(急に距離や強度を増やした)、足部のアライメント不良(扁平足や回内足)、筋力不足(特に臀部や体幹の弱さ)、シューズの摩耗や硬さの不適合です。ランニングの反復負荷で腱や筋膜、ITバンド(腸脛靭帯)に負担がかかると外側に痛みが出やすいです。
A2(対処法):まずは休息とアイシングで炎症を抑え、痛みが引くまでは距離を落とす。フォームチェック(ランニングクリニックや動画で確認)で着地や左右差を確認。臀部(中殿筋)と体幹の筋トレ、ハムストリングや腓腹筋のストレッチを取り入れる。シューズのソールやクッション性を点検し、必要なら専門店でフィッティング、インソールやテーピングでアライメントを補正する。徐々に負荷を上げること。
A3(受診の目安):安静でも強い痛みが続く、腫れや熱感、しびれ・運動制限がある場合は整形外科受診を。2週間以上セルフケアで改善しない場合も専門医や理学療法士に相談を。診察でレントゲンや超音波、必要に応じてMRIを用いて腱や靭帯、骨の問題を確認します。早めの対応で慢性化を防げます。以上を参考に、無理せず段階的にトレーニングを続けてください。
