質問: 朝起きるといつも腰が痛くて、特に起床後1〜2時間がつらいです。日中は動くと楽になります。年齢は40代、普段はデスクワーク中心です。なぜ朝に腰が痛くなるのか、寝具や生活で改善できることはありますか。病院に行くべき目安も教えてください。
A1: 考えられる原因
朝の腰痛は、寝姿勢による筋肉や関節のこわばり、寝返りの少なさによる血行不良、長時間の座位での筋力低下などが関係します。加齢で椎間板や関節に変化が出ていると、朝のこわばりとして感じやすくなります。炎症や神経症状がある場合は別の原因も考えられます。
A2: 自宅でできる対策
寝具の見直し（硬すぎず柔らかすぎないマットレス、腰を支える枕）、寝る前の軽いストレッチや腰回し、朝は急に起き上がらずまず膝を立てて左右に動かすなどゆっくり体をほぐすことが有効です。日中は適度に立ち上がって姿勢を変える、腹筋や背筋の軽い筋力トレーニングを継続することも予防になります。こわばりが強い場合は温めることを試してみてください。
A3: 受診の目安と注意点
しびれや足の力が入らない、歩行障害、夜間の強い痛みや安静でも改善しない場合、発熱や原因不明の体重減少を伴う場合は早めに整形外科や専門医を受診してください。ここに書いたのは一般的な情報であり、正確な診断や治療は医師の診察・必要な検査に基づきます。
