ランニングで膝が痛くなる原因と対策は?

質問:最近ランニングを始めたところ、走ると膝の外側や前側が痛くなります。原因と自分でできる対策、病院に行くべき目安を教えてください。

A1(原因と初期対応):
膝痛は腸脛靭帯炎(ITB症)、膝蓋大腿痛症候群、筋力バランスの崩れやフォーム不良などが主な原因です。まずは走行量を落とし、痛むときは無理をしないこと。アイシングは運動後に10〜20分、1日数回。腫れや熱感があるときは冷却を優先し、鎮痛消炎剤や湿布で経過をみましょう。

A2(セルフケアと予防):
フォームを見直し(短めのストライド、着地をやわらかく)、股関節周囲とハムストリングス、中臀筋の筋力強化、ふくらはぎの柔軟性を高めるストレッチを定期的に実施。適切なランニングシューズや専門店での足型診断、必要に応じてインソールを検討すると負担が軽くなります。段階的に負荷を上げることも重要です。

A3(受診の目安と専門的治療):
安静で2〜4週間改善がない、歩行困難、強い腫脹や夜間痛、しびれや膝が抜ける感じがある場合は整形外科・スポーツ整形や理学療法を受診してください。画像診断や専門的リハビリ、注射療法や装具療法が必要なケースもあります。早めに専門家に相談すると復帰が早くなります。

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